妊娠初期から出産までの流れやトラブル

妊娠・出産用語辞典

妊娠・出産に関する用語をまとめています。

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か行の用語

臍帯(さいたい)

いわゆる「へその緒」で、赤ちゃんと胎盤をつなぐ臓器。母体から赤ちゃんに栄養や酸素を送る役目を持っています。へその緒と胎盤に含まれる血液を「臍帯血」といいます。

臍帯巻線(さいたいけんらく)

臍帯が赤ちゃんの体に巻き付くこと。赤ちゃんに強い圧迫がかかり、危険な状態になることもあります。

臍帯脱出(さいたいだっしゅつ)

破水後に、臍帯が産道内や腟外に脱出してしまうこと。臍帯が胎児と産道の問で圧迫され、危険な状態になることもあります。

さかご

骨盤位のこと。

里帰り出産(さとがえりしゅっさん)

実家の近くの産院で出産すること。予定日の1ヶ月前ぐらいに出産の準備をして実家に戻るのが理想です。その前にも出産をする病院は決めておき、中期に一度、受診しておくとよいでしょう。

産後うつ病(さんごうつびょう)

産後のマタニティブルーの症状がさらに長引き、不眠や無気力などをともなう精神障害。赤ちゃんのお世話をする気力もなくなったら、無理をせずに産婦人科を受診しましょう。

産褥期(さんじょくき)

出産してから母体が回復して妊娠前の状態に戻ることで、だいたい産後6~8週間を指す。赤ちゃんと一緒に無理のない生活を送りましょう。ただし、あまり動かないで寝てばかりいると、子宮内に血液がたまって、子宮復古に時間がかかることもあります。

産褥熟(さんじょくねつ)

産後2~3日たってから、急に38度以上の高熱が出て、2日以上続くことをいいます。子宮内や腱に付いた傷に細菌が感染して起こるので、感染防止のためにも、悪露は清浄綿でふき取って、いつも清潔な状態を保つようにします。

産道(さんどう)

出産のとき、赤ちゃんが通る道のこと。筋肉や靭帯などのやわらかい組織でできた軟産道と、その軟産道を包む骨格でできたかたい骨産道があります。お産が近付くと、ホルモンの影響で軟産道の筋肉がやわらかく伸びますが、伸びや広がり方には個人差があります。また、太りすぎて産道に脂肪が付くと難産になることもあります。分娩中には骨産道も少し広がります。

産道感染(さんどうかんせん)

細菌やウイルスが赤ちゃんに感染するときの経路のひとつで、お産のときに産道を通して感染すること。ヘルペスやクラミジアなどが完治していない場合、産道感染を防ぐため
に帝王切開になることもあります。

痔(じ)

妊娠中のマイナートラブルのひとつ。妊娠後期になると、おなかが大きくなって周囲の血管を圧迫するために静脈がうっ血し、静脈瘤(いわゆる「いぼ痔」)ができやすくなります。

GBS検査(じーびーえすけんさ)

妊娠初期に行う検査のひとつ。腟内がB群溶血性連鎖球菌に感染しているかどうか調べます。

子宮(しきゅう)

赤ちゃんが育つところ。骨盤の中央に位置します。妊娠前は6~8センチと、洋ナシぐらいの大きさです。

子宮外妊娠(しきゅうがいにんしん)

受精卵が子宮内膜ではなく、卵管、卵巣、腹膜などに着床すること。多くの場合は卵管に着床します。妊娠反応があるのに、なかなか心拍や胎のうが認められないと、子宮外妊娠を疑います。

子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)

子宮にできる良性の腫瘍のこと。成人女性の5人に1人は子宮筋腫を持っているといわれるほどポピュラーな病気ですが、自覚症状がないことが多いです。できた場所と大きさによって出産方法を考える場合もあります。

子宮筋腫について»

子宮頸管(しきゅうけいかん)

子宮と腟を結んでいる場所のことをいいます。妊娠中は「子宮口」とも呼ばれます。

子宮頸ガン(しきゅうけいがん)

子宮の入り口にできるガン。自覚症状がほとんどなく、妊娠時の初診のガン検診でわかることも多いです。早期なら治療して、自然分娩も可能です。

子宮頸管無力症(しきゅうけいかんむりょくしょう)

子宮頸管の筋力が弱く、赤ちゃんの重みに耐えきれずに子宮口が開いてくる症状。早産になるおそれがあるので、処置が必要です。

子宮収縮抑制剤(しきゅうしゅうしゅくよくせいざい)

子宮の収縮を抑える薬。おなかが頻繁に張るとき、切迫流産や切迫早産を防ぐために処方されることもあります。

子宮底長(しきゅうていちょう)

子宮の大きさを示す数値。恥骨の上あたりから、おなかのふくらみの終わり(子宮底=子宮のてっぺん)までの長さをメジャーで測ります。

子宮内胎児発育遅延(しきゅうないたいじはついくちえん)

胎児の発育が遅れ、妊娠週数に相当する胎児の体重よりも小さいこと。「IUGR」ともいいます。妊娠高血圧症候群になると、胎盤から赤ちゃんに十分な栄養や酸素が届かず、子宮内胎児発育遅延になることがあります。

子宮内膜(しきゅうないまく)

子宮内をあおっている粘膜組織のこと。排卵期にはやわらかくなって、受精卵が着床しやすい状態になります。つまり、赤ちゃんが育つ場所でもあります。受精しないと内膜ははがれ落ちて、血液とともに排出されます(生理)。

子宮内容除去術(しきゅうないようじょきょじゅつ)

流産がわかってから、赤ちゃんや胎盤などを子宮内から取り出す手術です。

子宮復古(しきゅうふっこ)

出産後に子宮が収縮していくこと。だいたい1ヶ月程度で妊娠前と同じ状態に戻ります。

子宮復古不全(しきゅうふっこふせん)

子宮の収縮が悪く、妊娠前の状態に戻るのに時間がかかること。悪露や痛みが長引くときは、子宮内に卵膜などが残っている可能性があります。

自然分娩(しぜんぶんべん)

分娩方法のひとつで、自然に陣痛が来るのを待ち、お産の自然な流れに乗って、経腟分娩をする方法です。日本ではもっともポピュラーな方法で、ラマーズ法やソフロロジー法も、自然分娩に含まれます。

膝位(しつい)

骨盤位、つまりさかごの姿勢のひとつで、ひざを曲げて立った状態のこと。膝位から臀位になることが多く、そうなると自然分娩も可能です。

児頭応形機能(じとうおうけいきのう)

出産のとき、赤ちゃんが狭い産道を通り抜けるために、頭の4枚の骨の継ぎ目を重ね合わせて、できるだけ頭を細長くすることです。

児頭骨盤不均衡(じとうこつばんふきんこう)

ママの骨盤が小さすぎたり、赤ちゃんが大きく育ったことにより、産道よりも赤ちゃんの頭のほうが大きいこと。無理に経腟分娩にすると赤ちゃんが危険なこともあるので、確実に不均衡だと診断されたときは帝王切開になります。

児頭大横径(じとうだいおうけい)

赤ちゃんの頭の断面の大きさ、つまり、頭の左右のいちばん長い部分。妊娠過数や出産予定日、赤ちゃんの発育ぐあいを確認します。英語で略して「BPD」ということもあります。

シムスの体位(しむすのたいい)

おなかが大きくなったママにもラクなポーズ。左右どちらかラクなほうに横向きに寝て、下側の足をまっすぐに伸ばし、上側の足のひざを曲げます。枕やクッションを体にあてると、より安定してリラックスできます。

斜位(しゃい)

赤ちゃんがおなかの中で斜めになっていること。回転途中の姿勢であることが多く、結局は頭を下にした「頭位」になることがほとんどです。

習慣流産(しゅうかんりゅうざん)

連続して流産を3回以上繰り返すこと。父親か母親の染色体異常や、母体の異常、夫婦間のなんらかの問題などの原因が考えられます。

出生前診断(しゅっせいまえしんだん)

妊娠中に、生まれてくる赤ちゃんに異常がないかを調べる検査のこと。

受動喫煙(じゅどうきつえん)

喫煙する人の吐く煙によって、本人の意思とは関係なく害を受けること。妊婦本人が喫煙するだけでなく、受動喫煙を防ぐために周園の人も気を配る必要があります。

常位胎盟早期剥離(じょういたいばんそうきはくり)

赤ちゃんが生まれる前に、胎盤が子宮壁からはがれてしまうこと。痛みと出血をともないます。胎盤がはがれると、赤ちゃんへの酸素や栄養の供給がストップし、危険な状態になります。

神経管閉鎖障害(しんけいかんへいさしょうがい)

胎児の脳や脊椎のもとになる神経管がうまく形成されないために生じる病気です。

新生児(しんせいじ)

生まれてから28日までの赤ちゃん。それ以降の赤ちゃんは「乳児」といいます。

新生児集中治療室(しんせいじしゅうちゅうちりようしつ)

ハイリスクで生まれた赤ちゃんを、24時間態勢で診療する施設です。N-C-U。出生体重が1500グラム未満、32週未満で生まれた赤ちゃんや、人工呼吸が必要な赤ちゃんなどが入院します。

陣痛(じんつう)

赤ちゃんを押し出すための子宮の収縮のこと。最初は規則的ではないが、だんだん収縮している時間が長くなり、間隔が規則的になってきます。破水、おしるしとともに、お産の始まるサインのひとつです。

陣痛促進剤(じんつうそくしんざい)

陣痛をあと押しするために使う薬。お産が進んでも急に陣痛が弱まったり、最初から微弱陣痛でママの体も弱ってきたときに、お産を手助けするために使います。

水中出産(すいちゅうしゅっさん)

体温と同じくらいの温度のお湯に腰までつかって、水中で出産する方法。分娩台での出産のように体を固定せず、浮力で体が軽くなった感じがします。温かいので陣痛が緩和され、リラックスした状態でお産ができるというメリットもあります。可能な施設はかぎられています。

性感染症(せいかんせんしょう)

性行為や類似行為によって感染する病気(STD)。梅毒、淋病、クラミジア、性器ヘルペスなどがあります。お産までに完治しないと産道感染することがあるので、帝王切開になります。

正期産(せいきさん)

妊娠37週以上、42過未満の出産。つまり予定日前後5週間で、赤ちゃんの体重も一定に達し、体の機能もでき上がった状態のことをいいます。

脊椎応酔(せきついますい)

脊髄液の中に麻酔剤を注入し、下半身の感覚をなくす麻酔法。帝王切開のときに多く使われます。意識はあるので、赤ちゃんの産声も聞くことができます。

切迫早産(せっぱくそうざん)

早産の危険が迫っていること。

遷延分娩(せんえんぶんべん)

お産開始から初産で30時間、経産で15時間以上とお産が長引くこと。母子ともに危険があるときは、緊急帝王切開になることもあります。

前期破水(ぜんきはすい)

陣痛が始まる前に破水すること。ほぼ24時間以内にお産が始まります。

前駆陣痛(ぜんくじんつう)

不規則に来る陣痛で、そうち消えてしまうもの。陣痛のウォーミングアップのようなもので、この段階がが終わると本物の陣痛が来ます。

染色体異常

染色体は、細胞分裂中に一定の数と形になって現れるものです。ヒトの染色体は46本 (2本で1組)ですが、染色体異常とは、この染色体の数や構造が異常になることです。ダウン症候群などさまざまな症状が現れます。

全身麻酔(ぜんしんますい)

全身に麻酔をすることで、痛みはまったく感じませんが、意識がないので赤ちゃんの産声を聞くことはできません。緊急手術や帝王切開で使われるほか、無痛分娩で行うこともあります。

前置胎盤(ぜんちたいばん)

通常は子宮の高い位置にある胎盤が、子宮の低い位置に付着して子宮口をふさいでいる状態。妊娠初期や中期は前置胎盤のことが多く、しだいに上に移動するが、出産時になっても前置胎盤の場合は、帝王切開になることもあります。
早産(そうざん)
妊娠22週0日から36週6日までの分娩のこと。兆候としてはおなかの張り、出血、破水など。

定位(そくい)

骨盤位(さかご)のひとつで、赤ちゃんがおなかの中で立ったように足を下にしていること。もともと子宮の中では無理のある姿勢なので、出産までに直ることが多いです。

ソフロロジー法(そふろろじーほう)

自然分娩のひとつで、眠っているような状態で分娩する方法。呼吸法やイメージトレーニングで心と体をリラックスさせ、陣痛をポジティブに受け止めて出産に臨みます。ヨガや禅の要素を取り入れた呼吸法や姿勢を習得することもあります。

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