妊娠初期から出産までの流れやトラブル

妊娠初期(1ヶ月~4ヶ月)


妊娠生活が始まると同時に徐々に体調も変わってきます。

妊娠初期(1ヶ月~4ヶ月)カレンダー


妊娠・出産用語集

妊娠・出産に関する用語をまとめています。

あ行の妊娠用語あ行の妊娠用語
か行の妊娠用語か行の妊娠用語
さ行の妊娠用語さ行の妊娠用語
た行の妊娠用語た行の妊娠用語
な行の妊娠用語な行の妊娠用語
は行の妊娠用語は行の妊娠用語
ま行の妊娠用語ま行の妊娠用語
や行の妊娠用語や行の妊娠用語
ら行の妊娠用語ら行の妊娠用語
赤ちゃんとママの体

赤ちゃんを育む仕組みが整い始めている

妊娠初期のママ
「妊娠かな?」と体の変化に気づいたら、なるべく早く産婦人科を受診して妊娠を確認し、ママとしての準備を始めましょう。ママの子宮は少し大きくなり、赤ちゃんを育てる仕組みを整えているところです。体と心にも徐々に変化が現れるので、それを受け入れることで、妊娠したことを実感するとおもいます。この時期は、つわりや早・流産などのトラブルが起こりうる状態でもあります。赤ちゃんとママのために、十分な栄養と休息を取ること、4週に1度の定期検診を受け、体調を管理することが大切です。パパと一緒に、医師や助産師の力も借りて、妊娠初期を乗り切りましょう。

妊娠初期のママと赤ちゃんの変化

月数 1ヶ月 2ヶ月
3ヶ月 4ヶ月 
ママの体の変化
着床と同時にホルモンバランスが変化します。子宮内膜に絨毛という組織が作られ、赤ちゃんに栄養を与える準備が始まります。 月経の遅れから妊娠を自覚する時期です。つわりが始まる人もいます。超音波検査で赤ちゃんを確認できるようになります。
子宮が握りこぶしほどの大きさになります。つわりがピークになるでしょう。新陳代謝が活発になり、汗やおりものが増えます。
子宮が幼児の頭ほどの大きさになり、おなかが膨らみ始めます。胎盤が完成し、流産の心配がほとんどなくなります。
赤ちゃんの変化
着床によって妊娠が成立し、細胞分裂を繰り返している状態です。平らで小さい「胎芽」という状態です。 腕や足が形作られだし、心臓の鼓動も始まり、急激に成長します。このころまでを胎児の原型である「胎芽と呼んでいます。
頭、足、胴体が区別され「胎芽」から「胎児」と呼ばれるようになります。内臓の器官の原型ができ上がります。
へその緒を通じ、胎盤から栄養を受け取れるようになり、老廃物や二酸化炭素をママの体に戻します。手足の筋肉が発達し、動き始めます。

⑦血液の循環が始まります。 

命性別がはっきりしてきます。

9週ごろ、手足の区別がつき始めま

す。

率心拍がよりはっきりしてきます。
妊娠初期の過ごし方

妊娠初期は流産しやすいと聞くし、頭の中は不安だらけです。何をするにもつい臆病になってしまいがちだと思います。しかし、それほど神経質にならなくても大丈夫です。ほんのちょっとした心がけを守っていれば、ふだん通りの日常生活が送れます。

日常生活での注意点


体調を少しでもよく保つために

つわりでも「こうすればラク」という自分なりの解決法が見つかる全然違います。外出先でトイレの場所を知っているだけでも安心です。

マメに休憩を!


長く同じ姿勢でいると、気分が悪くなったり腰痛の原因になります。1時間に1回は体を動かしましょう。特にデスクワークやテレビを見るときに注意します。

人込みは避ける


人込みのよどんだ空気の中にいると気分が悪くなることもあります。ラッシュ時間帯の電車やバーゲン期間中のデパートは避けましょう。

赤ちゃんを守るために

おなかに負担をかけない、バランスを崩しやすい姿勢はとらないなど、万一を考えた行動をとりましょう。ママがリラックスしていると赤ちゃんもご機嫌です。

荷物は少なく!


重い荷物はおなかに負担が。スーパーの買い物はマメに少量ずつがおすすめです。

パパと仲良く!


ママが幸せ気分なら赤ちゃんにたっぷり酸素と栄養が送られます。ケンカは控えましょう。

高いところのものは人に頼む!


よく使うものは低い位置に収納しておきましょう。

イライラを鎮めるために

早めに寝る!


心の安定に睡眠は大切です。イライラする日は早めに寝て、翌朝すっきり目覚めましょう。

ぬるま湯に入浴


38度くらいのぬるま湯に胸から下をつけてゆったり入浴。気分がほぐれます。

友人と会話


外出がおっくうなら電話やメールでも。愚痴や不安を吐き出すと気分スッキリします。