妊娠初期から出産までの流れやトラブル

出産予定日


出産予定日の計算も起点は最終月経の開始日です。そこから、280日目が出産予定日になります。ただし、この出産予定日の計算は月経が規則正しい28日周期を想定してのものです。

妊娠カレンダー
赤ちゃんとママの体

出産予定日とは

出産予定日は、最後の生理から割り出すものがポピュラーです。最終の生理の第1日目から数えて、ちょうど280日、つまり40週目が、計算上の「出産予定日」とされています。
最終の生理が始まってから2週間後に排卵があり、さらに1週間後に受精卵が子宮内に着床して、「妊娠」します。よって、妊娠が成立する前も妊娠期間とされるしくみになっています。実際、生理が遅れて産婦人科を受診するころは、すでに妊娠5~6週になっていることになります。

出産予定日早見表

出産予定日早見表

※最終月経開始日から出産予定日の間に、閏年の2月29日が入る場合、予定日がこの表より1日早くなります。

出産予定日の計算方法


①最後の月経があった月-3=出産予定日
※もしくは、最後の月経があった月+9=出産予定月


②最後の月経が始まった日+7=出産予定日


出産予定日はあくまで予定

計算上の予定日は、あくまでも生理の周期が28日で規則正しく来ている人にあてはまるものです。周期が長い人や短い人は、当然、ずれが生じてきます。
そこで現在では、赤ちゃんの大きさに個人差の生じる前 (妊娠8~11週ごろ)に、赤ちゃんの頭臀長(頭からおしりまでの長さ)を超音波診断で測り、そこから、より正確な妊娠週数と出産予定日がわかるようになりました。しかし、そこで初診時の予定日と若干ずれが出てきても、あえて修正されないことも多いようです。それは、それくらい 「予定は予定」であって目安でしかないからです。