赤ちゃんはまだ呼吸はできませんが、酸素と二酸化炭素の交換を行う肺胞以外の肺の大部分の組織はできてきています。また、手足の指の腹に指紋のもととなる皮膚の隆起が作られます。赤ちゃんの骨が硬くなり始め、超音波検査の時に見えるようになるのもこの頃です。
このように、骨が見えることは、赤ちゃんの成長を知るうえでとても重要なことです。心臓や胃、膀胱なども見て、発育をチェックします。赤ちゃんの体内でも、複雑かつ高度な機能が作られていきます。腎臓、肝臓、膵臓、子宮、精巣などでは、ホルモンの分泌が開始されています。