目にはレンズ部分が作られて眼球の活動が始まるので、ものを見ることができるようになります。さらに、大脳皮質の発達によって、体の向きを変えたり、手足を伸ばしたりといった、体全体の動きをコントロールできるようになります。記憶や感情といったものが出てくるのも、この頃です。
鼻の穴が開通して、羊水を飲み込む「
呼吸様運動」が始まります。これは、羊水を飲んで肺をふくらませ、気道と肺胞に圧力を与えることで、肺(呼吸器系)を発達させるものです。実際に呼吸をしているわけではありませんが、生まれてから上手に呼吸をするためのトレーニングをしています。