
妊娠・出産用語辞典
妊娠・出産に関する用語をまとめています。

ラマーズ法(らまーずほう)
自然分娩のひとつで、呼吸法を取り入れてお産に臨む方法。呼吸法に意識を集中することで、陣痛の痛みをやわらげます。病院や産院で学ぶ呼吸法も、このラマーズ法をベースに考えられたものです。
卵管(らんかん)
子宮と卵巣を結ぶ管状の臓器で、長さは10センチほどです。精子はこの卵管を通って、卵管のいちばん広い部分(卵管膨大部)で卵子と受精します。この卵管内に癒着があると、不妊の原因になります。
卵子(らんし)
赤ちゃんの原形となる卵のこと。1回の月経周期で約10個の卵子が成長しますが、排卵まで成長するのは1個の卵子だけです。排卵された卵子が精子と結び付くと、受精が成立します。
卵巣のう腫(らんそうのうしゅ)
卵巣に水や粘液がたまる良性の腫瘍。しだいに小さくなることが多いので、妊娠4カ月までは様子を見ます。それでも小さくならない場合は、卵巣のう腫と診断されます。切除しても、そのまま妊娠は継続できます。
卵胞ホルモン(らんぼうほるもん)
卵胞期に分泌される女性ホルモン。エストロゲンともいいます。卵胞の成長をうながします。
卵膜(らんまく)
子宮の内側の膜のこと。内側 (赤ちゃんに直接触れる部分)から順に羊膜、絨毛膜、脱落膜の3層からなります。お産になると卵膜がはがれて破水し、お産が終わると胎盤とともに体外に出ます。
リーブ法(りーぶほう)
分娩方法のひとつで、よいお産のための4つの要素であるリラックス(R)、イメージング (I)、エクササイズ(E)、呼吸(B)の頭文字を取って名付けられました。腹式呼吸をマスターして妊娠中の体調を整えたり、赤ちゃんに対するイメージを作って恐怖心を取り除きます。
流産(りゅうざん)
妊娠22週未満に、なんらかの原因で、赤ちゃんが母体の外に出てしまうことです。
両親学級(りょうしんがっきゅう)
母親学級と内容は同じようなものですが、ママだけでなくパパにも積極的に出席してもらおうと、両親学級と呼ぶ場合もあります。立ち会い出産を希望する場合は、両親学級に参加することが条件になっている産院もあります。
リラックス法(りらっくすほう)
安産のためには、リラックスすることが大切です。そのために自分なりにリラックスする方法を見つけておきましょう。好きな音楽を聴く、甘いものを口にする、深呼吸するなど。「これがあればリラックスできる」というものがあると安心です。
臨月(りんげつ)
妊娠10ヶ月、つまり妊娠36~39週の期間のことをいいます。
