呼吸器や心臓、肝臓、消化器などすべての臓器は十分な大きさになり、機能も完成します。神経系や筋肉の発達も十分で、今すぐ生まれても、呼吸や体温調節をすることができる状態です。
腎臓もきちんと働くようになり、体内の水分を処理できるようになるので、むくみがとれて皮膚に張りが出ます。体は四頭身になって、体全体に皮下脂肪がつきます。体を覆っていた胎脂がはがれて、肌はつやつやしたきれいなピンク色で、赤ちゃんらしい体つきになっています。一般的に、妊娠36週になり、体の機能が成熟し、体重が2500gを超えると、
成熟児といわれるようになります。